腸脛靭帯炎は、時間がかかる?

腸脛靭帯炎は時間がかかる?


一般的には、腸脛靭帯炎を発症すると 
復帰までに時間がかかるなんてよく言われてますけど・・・ 

ノンノン 
そんなことはありません。 

下の動画の真ん中の生徒は 
8月末に腸脛靭帯炎を発症しましたけど 
1週間で改善しました。 

今日も普通に朝練やってました。 

都市伝説的に 
腸脛靭帯炎は時間がかかるなんて言われますけど 
誰がそんなこと決めたんでしょ? 

全然そんなことないし。 

そりゃあ、ベッドに寝てるだけの治療では 
半年とかかかるかもしれませんけど。 

この生徒には、鍼はおろか 
マッサージもしてません。 

やったのは、適切に走るっていう稽古。 

具体的に言うと、ですね・・・ 

下の動画のように胸郭を動かすことと 
膝下をできるだけ前に出さないっていう意識を 
少しだけ持つこと。 

そんだけ。 

そんだけで、腸脛靭帯炎は改善しました。 


これで、故障してる走れない生徒は、あと一人。 

シンスプリントの症状を訴えてる生徒だけ。 

この生徒、見た目のフォームはすごくキレイだし 
どの角度から見ても才能ある走りなんですけど 
どうにもこうにも、胸郭が硬い。 

ブリッジ苦手。 

で、下の動画みたいな胸郭動かしながらやるトレーニングが 
うまくできない。 


さっきお話してた、腸脛靭帯炎を訴えてた生徒は逆に 
このジャンプトレーニングがすぐにできた。 


症状は違えど 
胸郭が動かせるかどうかで 
症状の改善にすごく差が出ますね。 


このシンスプリント症状を訴えてる生徒は 
駅伝で使いたい有望選手なんですけど 
このジャンプトレーニングができるまで走らせないつもりです。 

逆に、これができるようになって 
走りに応用できるようになったら・・・ 

結構日本を背負って立つくらいの選手に 
なるんじゃないかなー。 

だからこそ、焦らずじっくりと。 


もしあなたが腸脛靭帯炎や 
その他のランニング傷害を抱えてらっしゃるのであれば・・・ 

やることは 
ベッドの上で横になることでは、ないんじゃないでしょうか?

 

ランニング足袋を履けば

あなたの弱点は表面化します。

 

表面化した弱点、つまり「痛み」

これとどう向き合うか?

 

ランニング足袋を履くから何かが変わるわけじゃありません。

 

ランニング足袋を履くことであなたが変われば

何かが変わるんです。